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アジア・ファニシング・フェア 来場者4万人超に



東京ビッグサイトで開催されたAsia Furnishing Fair 2017 Tokyo の会場風景

家具展示会のアジア・ファニシング・フェア2017東京(以下AFF展)が11月15日(水)から17日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催された。主催は一般社団法人アジア家具フォーラムと一般社団法人日本能率協会。

第2回目となる同展は会場とコンセプトを一新し、住宅建材など建築系で国内最大級の「ジャパンホームショー」やファブリックス関連企業が一堂に会する「JAPANTEX」などの9の展示会との合同開催となり、「住」分野をワンストップで提案する展示会となった。家具・インテリア企業が集まったAFF展の出展者は日本を含む7ヶ国・地域から62社・団体(国内40、海外22)が集まり、住宅向けの家具など幅広い商品を展示した。

3日間の合同展全体の来場登録者数は41,576名(速報値、会期中の1登録につき1回のみカウント、報道関係者の登録数は除く)で、家具業界で過去最多となる4万人を超える展示会となった。

出展者からは「これまでの展示会とはまったく異なる業界の方々と名刺交換ができ、貴重なデータベースが取れた」「新たな取り組みに向けていい話し合いができた」といった意見があり、来場者からは「これまでは数社しかなかった(ジャパンホームショーへの)家具関連の出展者がまとまっていて見応えがある」「面白い商材が多く見つかった」などの声があった。

会期中には活発な商談はもちろん、海外の家具業界団体と経済産業省とのミーティングなども開催し、情報交換や意見交換の場も設けられた。

初日の15日夜にはAFF展のウェルカム・レセプションを開催。出展者やバイヤー、海外VIP、行政機関など約180名が集まり、宴席での歓談や意見交換の時間を楽しんだ。また展示会場では15日と16日に「ブース装飾&商品コンテスト」を開催。来場者がブースの装飾が良かったと思う出展者や気に入った商品があった出展者を選び、投票が行われた。投票の結果は17日に発表。ブース装飾部門のプラチナ賞には台湾のLagoon International Corporation 、ゴールド賞にアイシン精機、シルバー賞にヤマソロが選ばれた。商品部門では、プラチナ賞に大川インテリア振興センターと福岡・大川家具工業会、ゴールド賞にフランスベッド、シルバー賞に大連麦昆家具・大連三友家具と日本デルッチ・慕思寝室用品が選出された。

盛況のうちに幕を閉じたアジア・ファニシング・フェアは翌2018年も11月20日(火)~22日(木)の日程で東京ビッグサイトにて開催されることが決定している。

東京ビッグサイト北コンコースに設置された合同展の総合受付

初日のオープンと同時に東ホールへ向かう多数の来場者

展示会場の入口前にも長蛇の列

多くの来場者が会場内を回遊

ジャパンホームショーとAFF展はシームレスにつながり、様々な業界の来場者が回遊した

日本デルッチ・慕思寝室用品ブースでの商談風景

綾野製作所のブースはキッチンボードの素材を用いた熱や傷に強いダイニングテーブルなどが住宅関係者からも好評だった

会期中に実施された経済産業省とMIFF、台湾區家具工業同業公会(TFMA)、台北日本駐在経済文化代表所のミーティング

15日夜に開催されたウェルカム・レセプションには約180名が出席

ウェルカム・レセプションでスピーチする中国大使館経済商務処の景春海参事官

来場者が選ぶ「ブース装飾&商品コンテスト」が15日と16日に開催された

アンケートに答えた来場者には抽選で豪華景品が贈られた

コンテストのブース装飾部門で最優秀のプラチナ賞を受賞した台湾のLagoon International Corporation (左は同社董事長の劉保祐氏)

コンテストの商品部門は大川インテリア振興センターがプラチナ賞を受賞
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