家具・インテリア情報 イベント
オルガテック東京2025 過去最大の来場者を集める
ドイツ発のオフィス環境を提案する国際見本市「オルガテック」の日本版「オルガテック東京2025」が、今年も6月3日(火)から5日(木)の3日間、東京ビッグサイト南館1~4ホールで開催された。東京ビックサイトで開催されて4年目。今年は15の国と地域から157社が出展、44,891人が来場した。
出展者、来場者共に年を追うごとに拡大成長する同展は、今年もメインテーマである『SHIFT DESIGN』を維持しつつ、“働く場所が広がる”という枠組みを超えて、オフィス空間そのものが“私らしさ”に寄り添い、柔軟で多様な在り方へと進化する視点を示す新機軸「BORDERLESS ~オフィスは私へ~」を提示した。
雨となった初日も12,130人(対前年比102.2%)、晴天に恵まれた2日目、3日目はそれぞれ18,665人(同123.3%)と14,096人(同103.4%)が来場、総合計は対前年比110.5%の44,891人の来場者となった。
会場が南館1~4ホールの全体を活用したことで、上下階をトータル的に考えた動線設計によって来場者の回遊性が高まった。特に3・4ホールの上階では、ホールの照明を落とし、各ブースのライティング演出により独自の世界観を演出した。
2日目の夕方開催されたオルガテック東京アワードでは、コクヨのブースがグランプリを受賞。
出展者が選ぶベストブース賞とのW受賞を達成。
展示方法やプレゼンテーションの質が高いブースが多く、来場者の多くが真剣にオフィス空間を勉強しようという姿勢が伝わってきた。