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時事彩々≪第33回≫勉強会開催の御礼




7月1日に弊社主催の「家具小売店最前線&海外輸出勉強会」を名古屋で開催した。この勉強会は、株式会社服部家具センター様の多大なご協力によって実現したものだ。本社会議室を会場として利用させていただいたり、司会進行や諸事万端に至るまで緻密にご準備頂けたことで、勉強会は終始和やかにまたスムーズに進行した。この場を借りて、服部光吉社長様をはじめ社員の皆様に深く御礼申し上げたい。

勉強会においては、様々な議題や白熱した質疑応答が行われ、私たちにとっても大変有意義な勉強をさせていただいた。店舗数が大幅に減少し、手家具小売チェーン店による寡占化が進みつつある小売店の現状。円安による海外仕入れ価格の高騰によるメーカーの苦悩など。現在、日本の家具業界を取り巻く環境は非常に厳しいものがある。歴史で例えるならば、まさに黒船来航のような状況と言ってもいいかもしれない。解決への糸口は様々にあるだろう。こと輸出入に関して言えば、そこには大幅な貿易不均衡が実態としてある。この貿易不均衡を是正し、日本家具の輸出を促進することが日本家具業界における「真の開国」につながるのではないかと考えている。つまり、「外貨を稼ぎ、新たな市場を創造する」ことが今後の課題であろう。

多くの参加者の方から「また開催してほしい」という有り難いお言葉を頂戴した。また多くの方々と家具業界について語り合える場を設けていきたいと強く思う。



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