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武蔵野美術大学 齋藤 大路朗 氏





IFFTで軽やかな家具を提案




東京都 武蔵野美術大学 デザイナー Daijiro Saito 齋藤 大路朗 氏

11月25日~27日に開催された「IFFT / interiorlifestyle living」の会場の中の若きデザイナーたちが集まる「TALENTS」ブースで、魅力的な家具を提案していた齋藤氏。その作品には、正倉院の校倉造りからコンセプトを得たというTVボードや足が生えた木製スピーカーなど特徴的な家具が並んでいた。

そのアイデアの源泉を伺うと、「本質的に家具を軽くしていきたいと思っています」と答える齋藤氏。その理由について、「以前は無垢材を厚く使うことが流行っていました。でも住宅事情やライフスタイルが大きく変化してきた近年は、そうした昔の家具は現代の家屋に合わないようになってきているのではないかと思っています。そうした中で軽やかな家具と電子機器を組み合わせた家具を提案してみました」と話す。

そんな齋藤氏は、現在、武蔵野美術大学で助手を務めているのだという。「すごく良い環境で過ごせていると思います。自分よりももっと若い学生たちと常に接していると、その柔軟な発想力や思考に驚かされることが多いんですよ」と教えてくれた。ただ目新しさや流行ばかりを追い求めた家具にはしたくないと齋藤氏は言う。「面白いアイデアやひらめきがあったときは、必ずすぐに飽きてこないかと考えるようにしています。昔の名作と呼ばれる椅子などは今見ても新しさがありますよね。やはり家具は長く愛されるものが一番。長く使われることでより深みの出てくる家具に近付けていけるようにしていきたいですね。それが豊かな社会に繋がり、本当に人に求められるものなのだと思います」と齋藤氏。

その作品は量産化も考慮してデザインしているという。「TALENTS」は若手デザイナーと企業の技術力の融合がテーマ。齋藤氏の作品に興味を持った方は是非連絡してみて欲しい。





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