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MIFF 2日目レポート





「ビジネスカンファレンス in マレーシア・KL」の参加者たち

3月2日、マレーシア国際家具見本市(MIFF)の2日目をレポートする。

午前中、(一社)アジア家具フォーラム(所在地:広島県広島市、代表理事:阿部野育三)が主催する「ビジネスカンファレンス in マレーシア・KL」がMIFF会場内で開催された。カンファレンスにはアジア家具フォーラム会員の日本企業のほかに、台湾区家具工業同業公会や台湾企業、MIFFチェアマンのダトゥ・タン氏、マレーシア企業が参加。3ヶ国による相互理解とビジネスマッチングが行われた。

日本側からはアジア家具フォーラム代表理事の阿部野育三、常務理事の服部邦彦氏、萩原優氏、林暁明氏、役員理事の真鍋充氏、山根誠一郎氏らが挨拶。日本と台湾とのビジネス交流への期待を語った。また、台湾区家具工業同業公会理事長の陳昌秀氏は「台湾と日本の家具関連企業が現在ほとんど取引を行っていない事実を私は台湾の家具業界を代表する団体の人間として恥ずかしく思う」と話し、今後の日本と台湾の友好関係をより発展させていくことを誓った。また、マレーシアのダトゥ・タン氏もマレーシア、日本、台湾の3ヶ国による相互理解とビジネスの更なる発展を期待すると述べた。


日本・台湾・マレーシアの3ヶ国が参加したカンファレンス


カンファレンスで挨拶する服部邦彦氏


アジア家具フォーラム役員理事の真鍋充氏も挨拶の言葉を述べた


台湾区家具工業同業公会の陳理事長は日本との交流をさらに深めたいと述べる
カンファレンスではその後、名刺交換やビジネスマッチングの場が設けられ、参加者一同の満足度の高いカンファレンスとなった。


オープンと同時に多くの来場者が詰めかけた日本ブース

午後からは会場のセミナールームにて、三井デザインテック株式会社のソリューション推進部デザインマネジメント室長兼デザインラボラトリー所長を務める見月伸一氏のセミナーが開催された。見月氏は昨年10月にもマレーシアで講演を行い、満員御礼の好評を博したが、今回もセミナールームに大勢が詰め掛け、変わらぬ人気の高さであった。今回のセミナーのテーマは前回と内容を変えて、”クロスオーバーデザイン”を主題に日本国内や海外での事例をまじえながら分かりやすく解説。聴講者のメモを取る姿などから熱心さが伝わってくるセミナーとなった。セミナーの後半には質問時間も設けられ、多くの質問が見月氏に寄せられた。


今回も大人気になった見月氏のセミナー


クロスオーバーデザインについて分かりやすく解説した


熱心にメモを取る聴講者も多かった

MIFFの会場がクローズした夜には、各国のバイヤーたちを招いた恒例の「バイヤーズナイト」が開催された。例年盛大な規模で開催されるMIFFのバイヤーズナイトだが、今年も歌あり、踊りあり、プレゼントゲームありの大規模なイベントとなった。日本訪問団には舞台に近い特等席が用意され、数少ないVIP席には株式会社東京インテリア家具の利根川社長と株式会社服部家具センターの服部専務、三井デザインテック株式会社の小峰常務が座った。


ステージ上では常に歌や踊りが披露されたバイヤーズナイト


VIP席で談笑する東京インテリア家具の利根川社長、服部家具センターの服部専務、
三井デザインテックの小峰常務



会場も大いに盛り上がった


UBMアジア社代表のEssink氏と記念撮影


プレゼントゲームで見事に商品をゲットしたマナベインテリアハーツの塚田氏



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